2012年2月5日日曜日

ChipScope Pro Inserter をコマンドラインで使う(2)

ChipScope Pro Inserterを使うと、解析用のロジアナ等の回路を既存のngcに組み込むことができる。command lineからの使い方にはちょっと癖があってドキュメントだけではわかりにくいのでメモ。

まず、inserter -createで記述ファイルの雛形 *.cdcをつくる。この段階では何の情報も入力しない。したがって出力は実質、空。

つぎに、inserter -editで記述ファイルの中身を埋める。ここはGUIが起動する。引数にパーツ番号 -p xc6slx9-csg324-2 等を忘れず指定する必要がある(GUIの編集画面は何故か使えない)。ngdを生成するが、この段階のngdの必要性は謎。

最後に、inserter -insertで実際に回路をngcに追加する。この段階はcommand lineのみで処理できる。

ChipScope等のライセンスが必要となるのはngdbuildをかけるとき(きちんと確認してない)。したがって、inserterはwebpackでも実行可能。

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