2011年12月28日水曜日

w11コード生成メモ

OpenCoresのPDP-11/70のbitstreamを生成するためのメモ。
OSはUbuntu 10.04(とりあえずx86版)を使用する。11.10など新しいUbuntuでは、xstやmapの際にコマンド内部でシンボル名が解決できずに異常終了するなど厄介な症状が起きる。

追加インストールの必要なパッケージは以下のとおり:ghdl libboost-dev libboost-thread-dev g++ tcl-dev tclreadline

このほかkernel header(linux-headers-2.6.32-37-generic等)がないと、ISE Design Suiteのインストール時にドライバーのインストールに失敗するかもしれない(未確認)。

あとはISE Design Suite(13.2, 13.3, 13.4で確認)をインストールしてw11/trunk/doc/INSTALL.txtのとおりにすすめる。
ただし、tcl/setup_packageの実行時にLD_LIBRARY_PATHにISEが入っていると余計なライブラリに捕まってエラーが出るので、
tools/libのみにしておく必要がある。
また、current working directoryにpathが通っていることが前提になっているようなので、適宜修正しながら実行すること。

以上はNEXYS 3用でおこなって実際に動作することを確認済。

付記:
FPGA Editorを動かすためにはlibmotif3と、libstdc++.so.5が必要。
後者はaptで取れないので、陽に取得する必要がある。

wget http://ftp.us.debian.org/debian/pool/main/g/gcc-3.3/libstdc++5_3.3.6-18_i386.deb
sudo dpkg -i libstdc++5_3.3.6-18_i386.deb

さらに、DISPLAY変数に:0を設定しておくこと。